中学国語<国文法> 複雑な動詞の活用形もばっちり 超簡単見分け方

はじめに

「動詞の活用形がよくわからない」「テストで問題を間違えやすい」という悩みを持つ中学生は多いのではないでしょうか。動詞の活用形は文法の中でも複雑に感じやすいポイントですが、コツを押さえれば簡単に見分けることができます。

 

今回は、動詞の活用形を「超簡単」に見分けられる方法を、

具体的な例を交えながら解説していきます!

保護者の方も一緒に読んでいただけると、家庭でのサポートの参考になるかと思います。

 

 

 

動詞の基本:活用とは?

まず、動詞は文中で「いろいろな形に変化する言葉」です。この形の変化を「活用」といい、意味や時制に応じてさまざまな形になります。例えば、「走る」は「走った」「走ります」「走ろう」のように変化しますが、これらの違いが動詞の活用形です。

 

活用形の種類

中学国語で押さえておきたい活用形には、次の6つがあります。

未然形(例:「走ら」ない)
連用形(例:「走り」ます)
終止形(例:走る)
連体形(例:「走る」人)
仮定形(例:「走れ」ば)
命令形(例:走れ)

これらを一つずつ見分けられるようになれば、動詞の活用形の基礎はバッチリです!

 

 

動詞の活用形の超簡単な見分け方

1. 未然形

「~ない」をつけてみる

未然形は、動詞に「~ない」をつけたときの形です。動作が「まだ起こっていない」ことを表すため、分かりやすいのが特徴です。

 

例:「走らない」→未然形は「走ら」
例:「食べない」→未然形は「食べ」

 

2. 連用形

「~ます」をつけてみる

連用形は、「~ます」をつけたときの形です。この形は、何かの動作が「すでに進行している」または「起きている」状態を示します。

例:「走ります」→連用形は「走り」
例:「食べます」→連用形は「食べ」

 

3. 終止形

辞書に載っている形

終止形は、動詞そのものの形で、文を「言い終える」形です。辞書に載っている形が終止形であり、動詞の基本の形として覚えておきましょう。

例:「走る」→終止形は「走る」
例:「食べる」→終止形は「食べる」

 

4. 連体形

「~人」とつなげてみる

連体形は、「~人」といった名詞とつながる形です。「~する人」「~た人」のように、動詞が名詞を修飾する形と覚えるとわかりやすいです。

例:「走る人」→連体形は「走る」
例:「食べる人」→連体形は「食べる」

 

5. 仮定形

「~ば」をつけてみる

仮定形は、動詞に「~ば」をつけたときの形です。「もし~すれば」の意味を表すときに使われ、条件を示す形となります。

例:「走れば」→仮定形は「走れ」
例:「食べれば」→仮定形は「食べれ」

 

6. 命令形

指示をするときの形

命令形は、動作を「命じる」形で、相手に何かをするように指示するときに使います。

例:「走れ」→命令形は「走れ」
例:「食べろ」→命令形は「食べろ」

 

具体的な例で活用形を確認してみよう

ここで、「走る」と「食べる」を例に、実際の活用形を確認してみましょう。前述の6つの形に当てはめると、以下のようになります。

「走る」の活用形

未然形:「走ら」ない
連用形:「走り」ます
終止形:「走る」
連体形:「走る」人
仮定形:「走れ」ば
命令形:「走れ」

 

「食べる」の活用形

未然形:「食べ」ない
連用形:「食べ」ます
終止形:「食べる」
連体形:「食べる」人
仮定形:「食べれ」ば
命令形:「食べろ」

 

 

活用形を使った簡単な練習問題

次に、簡単な練習問題に挑戦して、活用形の理解を深めましょう!

次の動詞の活用形を考えてみよう。

1)「書く」    2)「話す」

 

↓ ↓ ↓ 解答は下 ↓ ↓ ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解

「書く」

未然形:「書か」ない
連用形:「書き」ます
終止形:「書く」
連体形:「書く」本
仮定形:「書け」ば
命令形:「書け」

「話す」

未然形:「話さ」ない
連用形:「話し」ます
終止形:「話す」
連体形:「話す」人
仮定形:「話せ」ば
命令形:「話せ」

こうした問題を繰り返し解くことで、各活用形の見分け方が自然と身についていきます。

 

 

まとめ

動詞の活用形をマスターして国語の点数をUPしよう

動詞の活用形は、最初は複雑に感じるかもしれませんが、「~ない」「~ます」「~ば」などを付けて見分ける方法を身につけることで、驚くほど簡単に判別できるようになります。今回紹介した見分け方のコツを使って、ぜひ復習してみてください。

 

「活用形がわかる」と、読解力もぐっと向上し、国語の成績アップにもつながります。

苦手意識を取り除き、国語の基礎をしっかりと身につけていきましょう!

 

 

 

 

効果的な学習には個別指導のサポートがぴったり!

ここまでご覧いただき、動詞の活用形の理解を深めることが、国語の基礎を強化するためにとても大切だと感じられたかと思います。しかし、実際のテストではさらに複雑な文法問題も登場し、独学だけでの理解が難しいこともあります。

そこで、個別指導塾のサポートを活用することで、苦手なポイントを一つひとつ解決し、さらに確実な理解を得ることが可能です。当塾では、文法や読解などに経験豊富な講師が丁寧に指導し、生徒一人ひとりの理解度に合わせてわかりやすく解説を行います。さらに、家庭での復習方法や学習のコツもサポートし、効率的に成績アップを目指せます。

 

お子さまが苦手意識を克服し、自信を持って国語に取り組めるよう、ぜひ一度ご相談ください。

個別指導での学習サポートを通じて、確実な学びをお届けいたします。

 

 

 

 

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