【理科】これは覚えておいて!とっても便利な理科の公式集 定期テスト・高校入試の直前に!
計算分野は「数学」と同じ!
「計算分野」は数学同様に理屈をしっかり理解しておくことが重要です。もちろん、ここにも「公式」と言われるものはあり、ある程度暗記も必要ですが、ただの暗記ではなく、理屈を大事にして、イメージを持つことを重視しましょう。
今回は、理科の「計算分野」で覚えておいてほしい公式を、しっかりイメージをもって覚えておいてもらえるように、簡単にまとめていくつか紹介したいと思います。
ぜひ、参考にしてください。
物体の状態/気体と液体
計算が多く、単位もあれこれ出てきます。扱う数字も細かい数字が多く出題される部分ですので、ニガテな人も多いかもしれません。まずは確実に最低限必要な公式を確認しておきましょう!!
< 密度 >
物質1cm3あたりの質量
< 濃度 >
一定量の液体や気体の中にある、その成分の割合
ここでは、言葉の意味をしっかり理解しておきましょう。
溶質:溶けている物質
溶媒:溶かしている液体
溶液:溶けている物質(溶質)+溶かしている液体(溶媒)
水100gに食塩25gを溶かした食塩水の濃度は?
溶質→食塩25g
溶媒→水100g
溶液→食塩25g+水100g=125g
つまり、濃度は
25g / (25g + 100g)× 100 = 20 → 答え20%となります。
< 湿度 >
空気中にふくまれる水分の量の割合
飽和水蒸気量:1m3の空気中に含むことができる水蒸気の限界量
この飽和水蒸気量が気温で変化するのがポイントですね。このことを利用する問題が定期テストなどでもよく出題されますよ。
電流
電流と電圧、電力は比較的公式利用が多い単元です。まずは、基本のオームの法則をしっかり理解することが第一歩。
< オームの法則 >
位置関係でそのまま公式が覚えられます。
電圧を求めたいときは、電圧の部分を隠し、わかっている電流と抵抗を使い、横同士の位置関係なのでかけ算で、求めたい電圧を求めることができます!公式3つをひとつの図で一気に覚えてしまいましょう。
< 直列回路と並列回路 >
これを公式だけで覚えてしまうのはややこしくて大変…。
回路を水路、電流を流れる水の量、電圧を水路の高さとして、イメージして、何が変わらなくて何が変わるのかを理解して今いましょう。
例えば、電流を流れる水の量だとすると、直列回路では一本道なので、どこを流れる水の量も一定とわかります。一方、並列回路の場合は、途中で分かれ道があるので、その合計が全体の水の量(全体の電流)と一致することがわかります。
< 電力と電力量 >
よく似た言葉なので、その違いを理解しておきましょう。
電気エネルギーが1秒間にする仕事の大きさ
つまり、電力は単位時間当たりの仕事の大きさです。一方、電力量は電力の使用量を表すので、使用した時間数をかけてあげるということになります。
力・圧力・エネルギー
「圧力」の考え方は、ほとんどの中学で中学1年生で学習します。この公式の意味をしっかり理解しておくことは、後から学習する仕事やエネルギーにもつながります。
< 圧力 >
ふれあう面の単位面積あたりを垂直に押す力
「単位面積あたりの力」なので、全体の力を面積で割っちゃうんですね。公式だけを覚えるのではなく、その意味を理解すると、思ったより難しくないと思います!
< 浮力 >
水の中にある物体が水から受ける上向きの力
まずは、ある物体を水中に浮かべると軽くなるようなイメージを持てるかどうか。ぷかぷかするイメージが持てていないと丸々暗記は大変…。
< 仕事 >
「仕事」という言葉のイメージが持てないまま、公式だけを覚えている生徒がいます。基本の「加えた力」が「どれくらいのことをしたのか」ということを「仕事」として表すことを理解しておきましょう。
いかがでしょう?
今回は理科の覚えていてほしい公式(理解しておいてほしい公式)をお伝えしました。これをそのまま数式として覚えるのではなく、ぜひ、イメージを大事にして理屈を理解するようにしてみてください。
合わせて覚えておいてほしい
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