「早く宿題をしなさい!」と叱らなくてよくなる?自学できる小学生になる声掛け

 

 

小学生にとって、宿題は毎日の学習習慣を身につけるためにも重要な役割を果たします。しかし、子どもが自発的に宿題に取り組むことが難しいと感じている保護者の方も多いかもしれません。

 

 

「早く宿題をしなさい!」と毎日言わなくても、自ら宿題を始めるようになるためには、周囲、特に保護者の方からの効果的な声掛けが重要です。

 

今回は、小学生の保護者の方に向けて、小学生のお子さまが自ら宿題をできるようになる保護者の声掛けについてまとめていきます。

ぜひ、参考にしてください。

 

 

 

1.子ども目線の声掛けをする


子ども目線の声かけをすることで、子どもは親の言葉を素直に受け入れやすくなります。

 

「今日は学校でどんなことを学んだの?」
「宿題はどれくらいあるの?」
「一緒に宿題をやってみようか?」

など、子どもの話に耳を傾け、興味を持って会話するようにしましょう。

 

まず、子ども自身に興味を持ち、話を聞きだすことが重要です。子どもから発信させる状況をつくるように工夫しましょう。

 

 

2.具体的な指示を与える


具体的な指示を与えることで、子どもは何をすればいいのかが明確になります。

 

「まずは漢字の宿題からやろうか?」
「30分間だけ集中して取り組んでみようか?」
「わからない問題は後で先生に聞いてみようか?」

など、具体的な行動を促す声かけをしましょう。

 

行動ベースでできるだけ具体的なアドバイスが最適です。考えなくても行動に移せることで、ハードルが少なくなり、取り掛かりやすくなります。

 

 

3.褒めて伸ばす


子どもが宿題を頑張ったら、必ず褒めてあげましょう。

 

「漢字きれいに書けたね!」
「集中して30分できたね!」
「算数が理解できたんだね!」

など、具体的な内容を褒めることで、子どもの自信に繋がります。

 

実際に行動できたことは、しっかりとフィードバックしましょう。良いことだったと子ども自身が認識することで、自然と同じ行動を反復するようになります。

 

 

4.励ましの言葉をかける


難しい問題に取り組んでいるときは、励ましの言葉をかけてあげましょう。

 

「大丈夫、できる!」
「ゆっくり考えてみよう!」
「困ったら、いつでも聞いてね!」

など、子どもが諦めずに挑戦できるようにサポートしましょう。

 

すべての行動がスムーズにでき、すべての宿題が容易にできるわけで張りません。必ず困難にぶつかるときがあります。それを自分の力で粘り強くチャレンジできるように応援しましょう。できないこと、悩むことは決して悪いことではありません

 

 

5.ネガティブな言葉は避ける


「宿題を早くしなさい!」

「なんでこんなに時間がかかるの?」

などのネガティブな言葉は、子どものやる気を下げてしまいます。

 

「もう少し集中して取り組んでみよう!」
「一緒に解き方を考えてみよう!」
「休憩してからもう一度やってみよう!」

など、前向きな声かけを心がけましょう。

 

一番大事なのは子ども自身のやる気です。うまくいかないとき、心配する気持ちや焦りから、ネガティブな言葉をかけてしまいやすくなります。それは逆に子どものやる気を下げてしまうリスクがあるので、注意しましょう。

 

 

6.子ども自身が考える時間を与える


すぐに答えを教えるのではなく、子ども自身が考える時間を与えることが大切です。

 

「どうしてそう思う?」
「他にどんな方法があると思う?」
「自分で考えてみて、答えを教えてくれる?」

など、子どもが主体的に考えるように促しましょう。

 

自学できるようになるためには、自分自身で考え・工夫できるようになることが必要です。すぐに答えやヒントを与えてしまうと、自分で悩み・考える習慣とそのチカラが育ちません。焦らず、子ども自身に考えさせるように促しましょう

 

 

7.一緒に学習する


子どもと一緒に学習することで、親子のコミュニケーションを深めることができます。

 

宿題の説明をする
問題を解くヒントを与える
一緒に勉強の進捗を確認する

など、子どもが理解できるように丁寧にサポートしましょう。

 

一緒に取り組む時間を作ることで、子どもが今どういう学習をしているかを理解することもできます。より子ども目線でのコミュニケーションをとることができます。いきなり自立した学習を目指すのではなく、まずは学習に前向きに取り組めるようにステップを踏んであげましょう

 

 

いかがでしょうか?今回は、、小学生の保護者の方に向けて、小学生のお子さまが自ら宿題をできるようになる保護者の声掛けについて簡単にまとめました。

まとめ

1.子ども目線の声かけをする

2.具体的な指示を与える

3.褒めて伸ばす

4.励ましの言葉をかける

5.ネガティブな言葉は避ける

6.子ども自身が考える時間を与える

7.一緒に学習する

小学生が自発的に宿題をやるようになるためには、最も近くで見守っている保護者の方の声掛けが大きな役割を果たします。今回紹介した方法を参考に、子どもを尊重し、励まし、サポートする声掛けを実践してみてください。

 

 

 


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