中学社会【地理】 時差の計算を簡単にマスター 仕組みと練習問題
はじめに
この記事では、時差の仕組みや計算方法をわかりやすく解説し、実践的な練習問題を通じて理解を深めるサポートをします!保護者のみなさまも、お子さまの学習サポートにぜひお役立てください。
時差とは?
時差とは、地球上の異なる場所での時間のズレを指します。
このズレは地球の自転と経度によって生じます。
地球の自転と時差の関係
地球は1時間に15度のペースで自転しています。
地球全体(360度)は、24時間で1周します。
経度が15度異なると、1時間の時差が生じると覚えましょう。
時差の計算では、イギリスのグリニッジを通る「本初子午線」を基準にします。
本初子午線を基準にした時間を「世界標準時(UTC)」と言います。
時差の計算方法
時差の計算は次の手順で進めます。
問題に出てくる場所の経度を確認します。
2つの地点の経度の差を計算します。同じ半球なら引き算、異なる半球なら足し算をします。
計算した経度の差を15で割り、時差を求めます。
東経に進む場合:時間を進める。
西経に進む場合:時間を戻す。
実践的な練習問題
グリニッジ(本初子午線)の時間が午前8時です。このとき、東経45度の場所の時間を求めなさい。
グリニッジの時間が午後3時です。このとき、西経90度の場所の時間を求めなさい。
東京(東経135度)とロンドン(本初子午線)の時差を求めなさい。東京が午後1時のとき、ロンドンの時間を求めなさい。
↓ ↓ 解答 ↓ ↓
問題1の解答
経度の差は、
45−0=45度。
45÷15=3時間の時差。
東経に進むので、時間を進めます。
8+3=11時。
答え:東経45度の時間は午前11時。
問題2の解答
経度の差は、
90−0=90度。
90÷15=6時間の時差。
西経に進むので、時間を戻します。
15−6=9時(午前9時)。
答え:西経90度の時間は午前9時。
問題3の解答
経度の差は、
135−0=135度。
135÷15=9時間の時差。
東経から西へ戻るので、時間を戻します。
13−9=4時(午前4時)。
答え:ロンドンの時間は午前4時。
時差計算のコツ
1. 東西の区別を明確にする
東経:時間を進める。
西経:時間を戻す。
2. 経度が大きい場所ほど時間が進む
東経の数字が大きいほど早い時間。
西経の数字が大きいほど遅い時間。
3. 暗算に自信がない場合はメモを取る
問題用紙の余白に経度や計算過程を書き出すことで、ミスを防げます。
時差計算を攻略して得点アップ!
公式を覚える:経度の差を15で割る。
練習問題を繰り返す:計算に慣れるまで、たくさんの問題に挑戦。
地図で場所を確認する:実際の地図を見ながら学ぶと、さらに理解が深まります。
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