【受験情報】2023年大阪府公立高校 一般選抜の傾向と対策【後編】
大阪府公立高校
一般選抜の傾向と対策
<<後編>>
ここからは後編。
記述力が合格のポイント!
出題
A問題は基礎的、B問題は標準的、C問題は発展的な問題が出題されます。大問5題が出題され、「論説文」「古文」「漢字」「条件付き作文」は頻出!!
検査時間
50分
傾向と対策
知識量で確実に得点できる「漢字」などは頻出なので、確実に抑えておく必要があります。読解問題では、20字~50字程度の記述問題が出題されています。「文章中から抜き出す」「文章中の言葉を使って」など様々なタイプがありますが、内容を理解しながら制限のある字数内にまとめる記述力が必要となります。
さらに、条件付き作文では、180字~300字程度の作文が求められますが、テーマが与えられ、その内容に沿ったものでなければなりません。まずはテーマ内容をしっかり読み取る知識と読解力。そして、短い検査時間内で内容のまとまった文章を書き上げる記述力が必要となります。
自分の考えを文字にできるかが重要。制限時間もあるので、普段から書く練習をしっかり行い、記述力を鍛えることが重要です。
■理科
基礎的な知識 + 読解力が必要
出題
大問4題の出題。「化学」「物理」「生物」「地学」からそれぞれ出題されています。
検査時間
40分
傾向と対策
「化学」「物理」「生物」「地学」の各分野からまんべんなく出題されるので、広く基本的な知識の定着が必要です。また、出題の傾向として実験や観察を題材としての出題が多くなっています。実験・観察の内容を読み取り、必要な知識を引き出せるかがポイントとなります。
さらに、問題文自体が長文化しており、情報量が多くなっています。その中から必要な情報を抽出しなければなりません。問題文や掲載資料からヒントをうまく読み取る読解力が必要となります。
演習段階から多くの資料に触れ、読み取る練習をしておきましょう。
■社会
幅広い知識 + 記述力が求められる
出題
大問4題の出題。「地理」「歴史」「公民」+「総合問題」からそれぞれ出題されています。
検査時間
40分
傾向と対策
「地理」「歴史」「公民」の各分野から出題されるだけでなく、3分野の総合問題としても1題出題されています。
各出題において、図表やグラフなどの資料も多く掲載されていることも特徴です。この資料から情報を読み取り、解答していく問題では幅広い知識が求められることになります。
また、単に用語を答えるだけでなく、文章中の穴埋めや用語自体の説明、複数用語を用いての記述問題なども出題されており、単に用語を知っているだけでは対応できません。語句からその内容を説明できるくらいの深い理解が求められます。
用語暗記+説明までを意識して、深い理解を心がける!
いかがだったでしょうか?
受験当日まで残された時間は決して多くはありません。
限られた時間を有効に活用するためにも傾向を知ることは重要です。
志望校の出題傾向に、自分の課題を重ねて対策を考えながら取り組んでいきましょう!!
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