【受験情報】2023年大阪府公立高校 一般選抜の傾向と対策【前編】
まだまだ今から!!
大阪府公立高校
一般選抜の傾向と対策
<<前編>>
■概要
日程
出願 : 2023年3月3・6・7日
学力検査 : 2023年3月10日
合格発表 : 2023年3月20日
学力検査
英語、数学、国語(それぞれA・B・C三種類の問題)と理社
各教科90点満点
教科により検査時間が異なる
■英語
条件付き英作文の対策が重要!
出題
A問題は基礎的、B問題は標準的、C問題は発展的な問題が出題されます。
検査時間
A問題とB問題は40分+リスニング15分
C問題は30分+リスニング25分
傾向と対策
A問題は語彙力を問う問題から始まり、長文読解、対話文読解と続きます。B問題は長文読解と対話文読解。C問題では文法知識を問う応用問題があり、図表の読み取りを含む読解問題が出題されています。
さらに、A問題とB問題では「対話文を完成させる条件付き英作文」が出題されます。前後の流れを理解することが重要になりますが、英作作文自体は、A問題は単語5語程度で複数文章を書かせる形式、B問題ではもう少し単語数が増え10~20語程度での英作文形式で出題されます。英作文自体の文章量は決して多くないので、基礎的な文法とある程度の語彙力があれば十分対応できます。
C問題ではもう少しまとまった分量の英作文が課されます。短文だけでなくある程度の文章量になるので、全体の構成や流れも意識した英作文のスキルが必要になります。
点数の差がつくのは英作文!しっかり練習して対策しておきましょう。
■数学
証明問題のできが合否の分かれ目!
出題
A問題は基礎的問題4題、B問題は標準的な問題4題、C問題は発展的な問題3題が出題されます。計算問題、関数、図形、確率から出題されています。
検査時間
A問題とB問題は50分
C問題は60分
傾向と対策
A問題では、図形に関する証明を「完成させる」形式での問題が出題されています。証明問題は苦手意識が強い生徒も多いですが、ある程度の流れは記載されており、途中を埋めるような形での出題ですので、証明問題の基礎を抑えられていれば十分対応できる内容になっています。
B問題とC問題では、図形に関する証明を「書かせる」形式での問題が出題されています。自分で証明の流れを考え、イチから書いていく必要があり証明問題に対してしっかりとした理解が必要になります。とは言え、高校入試において出題されるパターンは多くはないので、様々な証明問題のパターン演習をしっかり行い、どのパターンで解いていくのかを見つけられるようにしていきましょう。
点数の差がつくのは証明問題。様々なパターンを身につけておきましょう!
残りの国語、理科、社会については【後編】にて掲載予定です。
ぜひ、参考にしてください。
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